ビビリ体質な私の心の守り方

毎日の申し送りや、業務中のちょっとした確認の瞬間、先輩の鋭い視線やいつもより少し低いトーンの声に触れるだけで、心臓がバクバクと早鐘を打ってしまう…そんなビビリ体質な私は、鼓動が早くなるたびにストレスを感じていました。特に新人の頃は、ステーションで誰かが大きな足音を立てるだけで「私が何かミスをしたのかな」と怯え、声をかけられるたびに身体が硬直してしまっていました。

先輩たちから受ける強い言葉や厳しい表情は、傷つきやすい心の持ち主にとって、想像以上のダメージとなります。ミスをしたくてしているわけではないのに、「どうしていつもそうなの?」と詰め寄られると、自分が世界のすべてから否定されたような絶望的な気持ちになるでしょう。しかし、ここで頭にいれておいてほしいのが、先輩から受けた注意は、あくまで業務を安全に進めるためのルール違反への指摘であるということ。職場での注意は、あなたという人間に向けられた攻撃ではないのです。

特に新人の頃の私は、仕事のミスへの指摘を、自分の人格そのものが否定されたように受け取り、都度、自己嫌悪の底に沈んでいました。そこから抜け出すために試したのが、自分と仕事、そして相手の感情との間にしっかりとした境界線を引くというトレーニングです。先輩が不機嫌そうに怒っているときも、頭の中で「これはこの人の機嫌の問題。私が反省すべきなのは、さっきの手順のミスだけ」と、ドライに切り離して受け止めるようにしてみました。このように、相手のネガティブなエネルギーをまともに食らわないマインドを育てることが、注意されても必要以上に落ち込まないコツだと思っています。